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日本月刊雑誌【哥伦布】釆访中日翻译家协会会長金晓明

金 暁明

1954年生。1977年大連外国语大学日语专业毕业后就职国家基本建设委员会中国建筑技术发展研究中心。在职的十年中,曾任国家副主席、中日友好协会名誉会长王震、现国务院总理李克强的日语翻译。1986年来日、任东京文学院日本语教师。1994年拓殖大学商学部经营学科毕业。2006年设立顺天产业有限公司仼社长。2016年创建中日翻译家协会。   40年的岁月一直不懈地努力从事中日建筑业不动产业的研究、中国和日本的技术交流、人员交流。研究和翻译成果丰硕,其中50余篇论文、译著在公开刊物发表,为中国建筑业的发展做出了突出的贡献。

〈本文〉

李軼豪・中国国際放送局東京支局長 来日前はどのような生活でしたか。

金暁明・中日翻訳家協会会長 1977年に大学を卒業した後は中国国家基本建設委員会には来日するまで10年間在籍したのですが、その間、国家副主席、中日友好協会名誉会長や国務院副総理の通訳を務めさせていただいきました。

李 国家基本建設委員会ではどのような仕事を担当されたのですか。

金 主に中国の事情に合わせて日本の建設業界を研究しました。

住宅整備も大きな課題のひとつでした。当時の一人当たり居住スペースは日本が12・4平方㍍、ドイツが24平方㍍であるのに対し、北京が4・2平方㍍、上海が3・6平方㍍といった状況でした。

訪中団の通訳、技術資料の翻訳のほか、日本の京王プラザホテル、多摩ニュータウン、青函トンネルなどの建設工事の映画制作なども行いました。北京の貿易センターと京広センターの建設を熊谷組が落札したのですが、そのときにはそれまでに日本で研修を受けた中国の技術者たちを工事現場で使ってもらえるように交渉し、30人を責任者として現場に送り込むことができました。

李 来日した動機についてお聞かせください。

金 仕事をしているなかで日本の建築・建設への興味が強くなり、実際に日本で学びたいと思ったのがキッカケです。なかでも興味を持っていたのが、日本の古代建築です。奈良や京都には法隆寺をはじめ、中国ではもう見ることのできない唐時代の建築様式が残っているので、それらを実際に見てみたいと思っていました。

李 来日後の生活についてはどうでしたか。

金 建設分野の知識も生かしたいと考えるようになり、その後、資金を貯めてから会社を設立して不動産業や通訳・翻訳はもちろん、俳優として映画やドラマに出演したりしてきました。

李 会長を務めている中日翻訳家協会について紹介してください。

金 日本で生活していると、さまざまなシチュエーションで誤訳を目にし、苛立ちを覚えてることがあります。そこで、やはり高いレベルの翻訳集団をつくるべきではないかと考えたのです。現在のメンバーは科学、医学、宇宙、文学、建築など28分野の専門家たちで、入会基準は高く設定しています。それぞれの分野で正しい翻訳が行われることで、より正確で円滑なコミュニケーションをはかることができるようになるはずです。

李 どのような活動をしているのですか。

金 テーマごとの勉強会や講演会で情報提供・共有を行っています。翻訳は異なる文化をつなぐことから「黄金の鎖」といわれますが、その重要性をアピールしていきたいと思っています。

李 これからも中日翻訳家集団のリーダーとして奮闘してください。