『蘊承軒・国際文化芸術窓口』三十六(中国語・日本語) 『薬師寺的传灯法会――花会式的世界――』
1月21日在京都站前的龍谷大学・響都大厅的校友会館,龍谷大学世界仏教文化研究中心(BARC)主办的文化講演会『薬師寺的传灯法会――花会式的世界――』准时拉开了帷幕。
这个講演会,是龍谷大学仏教文化研究所共同研究项目「关于仏教和聖地総合的研究―神聖表象是什么―」(代表:楠淳證先生)赞助,今次是第三回。
第一回的講題是『从奈良時代开始的不衰行法――東大寺修二会的世界――』,華厳宗大本山東大寺別当的狹川普文先生主讲;第二回的講題是『南都的传灯法会――成仏之路――』,由龍谷大学教授楠淳證先生演讲。而『薬師寺的传灯法会――花会式的世界――』,是法相宗大本山薬師寺管主村上太胤先生的今次主题演讲,着重讲了薬師寺天平時代开始传承下来的修二会(花会式)。
奈良的薬師寺是中国乃至世界的観光游客们最喜欢光顾的寺院,与興福寺一样是法相宗的大本山。本尊是薬師如来,開基(創立者)是天武天皇。1998年(平成10年)作为「古都奈良的文化財」的一部分,被联合国教科文组织认定登录为世界遺産。
我在京都市立芸大的大学院生時代,保存修復专攻担当的宮本教授曾经常带我们去薬師寺学习。并且后来我还愉快的发现中国和薬師寺通过水墨画又结新仏缘—那就是应薬師寺的高田好胤先生和安田暎胤先生之委托,我崇敬的被誉为「水墨画巨匠」的在日華人王子江先生为薬師寺画了100米长的水墨大障壁画『聖煌』奉納。这组100米大障壁画于1999年在大本山的西塔回廊展示,并且『聖煌』被联合国教科文组织认定登录为世界遺産。(王子江先生说这是他画的第二组100米障壁画。)像这样从以前开始就感觉与薬師寺有着一种縁,今次能拝聴村上太胤先生講演令我真的很激动。
在講演会上村上先生将薬師寺的“花会式(修二会)”的传統仪式活动、用幻灯片和
宣传片形式边上映边风趣易懂的解说给会场的听众们。在这里我引用一下薬師寺『平成二十九年 薬師悔過法要修二会花会式』「关于修二会花会式薬師悔過法要」这一资料的内容,向大家说明简介一下薬師寺花会式(修二会)。
【花会式的由来:约九百年前,也就是嘉承二年(1107年)時的堀河天皇为了皇后的病早些痊愈而向薬師如来祈願,很快便很霊験的得以痊愈了。于是皇后怀着感謝之心做十種人造花(梅、桃、桜、山吹、椿、牡丹、藤、百合、杜若、菊),每年都去薬師寺修二会供奉。这就是花会式的発祥开端,从那以来至今,这成为风雅的代表奈良的传統仪式活动。
仏像拂尘和人造花:修二会是旧暦二月的法会。正月以来被倾注着精魂而做成的秘不外传的人造花等陆续被送到寺院,三月二十三日午后一点修二会花会式供职的僧侣们(練行衆)亲手为仏様拂尘。打扫一新的金堂里粧典上艳丽人造花、壇具(供果),修二会花会式的准备结束。
薬師悔過法要:薬師悔過是在薬師如来的御宝前将所有的罪過悔改、使身心都达到清淨之境、国家繁栄、万民豊楽、天下泰平、五穀豊穰、仏法興隆等祈願的法要。
与華丽的堂内相去的是被称为“練行衆”的僧侣们开始埋头于七日的断绝俗塵「六時的行法」(一日六回)的残酷修行。
这六時的行法里,压轴的是初夜的行法(午後七時~)。大導師正在作法时,突然堂内灯火全熄、黑暗中鐘、太鼓、法螺等声音一齐响起,双手持利剣的呪師脚步急促的跑出来,将这天変消灭于剣光中、将这地異用脚步踏碎的神秘的法式。三月三十一日的夜晚有勇壮的「驱鬼式」将法会的結願妆点得更加热闹。】
去年的大導師是村上太胤管主,呪師是加藤大覚先生。
「鬼追い式」
因忘年老友吉見夫婦的缘我去拜听了村上先生这次的講演会。这个演讲使我重新感觉到日本的仏教文化是扎根于日本人的民间生活之中的。因此我对「薬師悔過法要修二会花会式」有了更深的兴趣。
关于薬師寺的「薬師悔過法要修二会花会式」,至今不太了解的,也或没有去参观过的朋友们,为了不留遗憾请一定去体验一下。通过这个仪式活动你一定会对日本的仏教文化和伝統仪式活动着迷・・・又马上到仪式之际了,今年我一定要找时间去感受这一传统仪式活动。
【日本語】 1月21日に京都駅前にある龍谷大学・響都ホール校友会館で、龍谷大学世界仏教文化研究センター(BARC)主催の文化講演会『薬師寺の伝灯法会――花会式の世界――』が開催されました。
この講演会は、龍谷大学仏教文化研究所共同研究プロジェクト「仏教と聖地に関する総合的研究―聖なる表象とは何か―」(代表:楠 淳證先生 )が共賛し、今回で三回目となります。
因みに第一回の講題『奈良時代から続く不退の行法――東大寺修二会の世界――』では華厳宗大本山東大寺別当の狹川普文先生が、そして第二回の講題『南都の伝灯法会――仏に成る道――』では龍谷大学教授の楠 淳證先生がお話をされました。今回の『薬師寺の伝灯法会――花会式の世界――』では、法相宗大本山薬師寺管主である村上太胤先生が、薬師寺に天平時代から伝わる修二会(花会式)についてお話をされました。
奈良にある薬師寺は中国からの観光客にも大変人気のある寺院で、興福寺とともに法相宗の大本山です。本尊は薬師如来で、開基(創立者)は天武天皇。1998年(平成10年)に「古都奈良の文化財」の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されました。
私は京都市立芸大で保存修復模写を専攻していた大学院生時代に、保存修復担当の宮本教授に連れられて薬師寺には何度も足を運びました。
また中国と薬師寺は水墨画を通じての新たなご縁も有ります。それは薬師寺の高田好胤先生と安田暎胤先生のご依頼によって、「水墨画の巨匠」と称された在日華人の王子江先生が、薬師寺に100メートルの水墨大障壁画『聖煌』を奉納されたことです。この大壁画は1999年から大本山の西塔回廊に展示され、『聖煌』もユネスコより世界遺産に登録されました。
このように以前から薬師寺とのご縁を感じていた私は、今回村上太胤先生の講演を拝聴することを大変楽しみにしていました。
講演会で村上先生は、薬師寺の花会式(修二会)の伝統行事について、スライドとビデオを上映をしながら丁寧に解説して下さいました。
ここで『平成二十九年 薬師悔過法要修二会花会式』のパンフレットから、「修二会花会式薬師悔過法要について」の文章を引用して、皆さんにも花会式(修二会)についての詳しいご説明をしましょう。
村上太胤管主と加藤大覚先生
【花会式】の由来:およそ九百年の昔、嘉承二年(1107年)、時の堀河天皇が皇后のご病気平癒を薬師如来に祈願されたところ、霊験を得て本復されました。そこで皇后は、感謝の心を十種の造花(梅、桃、桜、山吹、椿、牡丹、藤、百合、杜若、菊)にこめて、年ごとの薬師寺修二会に供えられました。これが花会式の発祥となり、以来今日まで絶えることのない雅やかな奈良を代表する伝統行事となっています。
お身拭いと造花:修二会は旧暦二月の法会です。正月以来精魂を傾けて造られてきた秘伝の花々が光和む山里から次々と届く頃、三月二十三日午後一時より修二会花会式に出仕する練行衆の手によって仏様にお身拭いが行われます。やがてすべてが清らかになった金堂の中はあざやかな造花に埋もれ、壇具(お餅)が供えられ、修二会花会式の支度が整います。
薬師悔過法要:薬師悔過とは、薬師如来の御宝前ですべての罪過を悔い改め、身心ともに清淨の境地を得たのち、国家繁栄、万民豊楽、天下泰平、五穀豊穰、仏法興隆などを祈願する法要です。
華やかな堂内と対照的に、練行衆と呼ばれる僧侶が七日間、俗塵を断って「六時の行法」(一日六回)の厳しい修業に明け暮れます。
この六時の行法のうち、圧巻は初夜の行法(午後七時~)です。大導師作法の最中に、突然堂内の明りが消えるや、暗闇の中に鐘、太鼓、法螺の音が一斎に鳴り響き、利剣を双手にかざした呪師が、ひたひた走り現れ出て天変を剣光に消し去り、地異に踏み砕く神秘的な作法が行なわれます。また三月三十一日の夜には、勇壮な「鬼追い式」が法会の結願を飾ります。】
昨年の大導師は村上太胤管主で、呪師は加藤大覚先生でした。
吉見さん御夫婦のご縁でこの講演会を拝聴し、改めて日本の仏教文化は日本人の生活に深く根を下ろしていることを感じました。「薬師悔過法要修二会花会式」にも大変興味が湧きました。私も是非時間を作ってこの行事を楽しんでみようと強く思いました。
薬師寺の「薬師悔過法要修二会花会式」を今まで知らなかった方、行ったことのなかった方は、悔いないように是非経験してみてください。きっとこの会を通じて、日本の仏教文化と伝統行事に魅了されるはずです。
執筆者:李留雁
記念撮影
造花
水墨画家王子江先生作『聖煌』
村上先生と筆者