総合

世界園芸博覧会の植物博物館 珍種の植物王国

樹齢が千年にもなるライチの樹の王様、100年かけて幹の幅が3㌢に成長した小さな葉のシタン、国家第一級の保護植物に指定されている擎天樹などが、2014青島世界園芸博覧会の東部エリアに位置する「世界植物博物館」で展示される。4月25日に開幕する世界園芸博は、全世界から集まった8000種の稀少な植物を来場者に披露する。開催と同時に「全世界植物博物館」は間違いなく人気ナンバーワンの展示館となることだろう。

「木の葉」展示館が達成した2つの「第一位」

会場に足を踏み入れると、エリア北東部の角に位置する白い建物が日光で銀色に輝いているのを目にすることだろう。このパビリオンこそ世界園芸博の植物博物館だ。建物のデザインは、1枚の葉をイメージしており、設計コンセプトは種子と植物の生長を基にしている。博物館全体の建築面積は約2・3万平方㍍で、「温帯館」、「暖温帯館」、「竹芸館」、「海洋植物館」の4カ所で構成されている。職員の紹介によると、この1枚の「葉」は2つの「第一位」を併せ持つ。1つは「アジア最大の鉄骨構造の展示館の一つ」であり、もう1つは「丘陵エリアの建物に海洋展示エリアが設けられている世界で唯一の展示館」だ。

植物博物館の南側入館口から入ると、同博覧会の運営者側によって設けられた見物ルートに沿って「海洋植物展示エリア」、「竹藤植物展示エリア」、「温帯植物エリア」、「暖温帯植物エリア」のすべてを順序良く見て回ることができるだろう。

s1