日本観光庁最新統計 外国人宿泊者数は10年前の3.7倍
12月の外国人は767万人
観光庁は2月28日、平成30年12月、平成31年1月の「宿泊旅行統計調査」を発表しています。全体の延べ宿泊者数は4,170万人、そのうち外国人は767万人となっています。
観光庁の「宿泊旅行統計調査」
外国人宿泊者数は10年前の3.7倍
平成30年12月の延べ宿泊者数は4,170万人で3.7%増加、日本人が3,403万人で1.5%、外国人が767万人で14.8%の増加となっています。外国人の延べ宿泊者数は、調査開始の平成19年と比較すると約3.7倍、12月としては過去最高値を示しています。
外国人の宿泊地は東京189万人、大阪府123万人、北海道108万人となっています。
高い伸び率はフィリピン
国別では最も多いのが中国人で約166万人、19.4%の増加。続く韓国は1.2%減少しています。そのほか台湾が5.5%、香港が1.4%、シンガポールが14.8%増加しています。
これら上位5ヶ国は全体の66.4%を占めています。伸び率で見ると、前年同月比でフィリピンが31.7%、ドイツ30.7%、オーストラリア27.1%となり大幅に拡大しています。
平成31年1月の延べ宿泊者数は全体で3,860万人、8.0%の増加となりました。そのうち日本人が3,083万人で4.7%、外国人が777万人で23.9%の増加となっています。
(画像は観光庁の公式ホームページより)