家康は「ぜいたくは月に2〜3度で十分」と言い、麦飯と豆味噌中心の一汁一菜が二菜で食事をしていた。この組み合わせは、疲労回復や脳の機能回復に効果的だ。 「彼が『超』のつくほどの倹約家だったためという理由もあるのですが、現代の栄養学的見地から見ても健康的な食事と言えます」(酒井先生・以下同) 〈2〉冷たいものは口にしない 夏でも、きちんと火を通したものを食べる習慣を身につけていたという家康。衛生状態の悪い当時、有害な雑菌やウイルスを体内に取り込まないための知恵だった。 〈3〉季節はずれのものは食べない ある年の11月、同盟を組んでいた織田信長からひと籠の桃が届けられた。この時期の桃は貴重な果実だが、すべて家臣に与えてしまったという。 「自然に育てられた旬の食材は栄養成分も充実しており、その季節の健康を助けてくれます。その点でも家康の発想は理にかなっています」 〈4〉肉もほどほどに食べる 70代で自ら鷹狩りに出かけていたという旺盛な体力は、肉食から生まれたのかも。 「粗食を好む一方で、キジやツルなどの焼き鳥を楽しんでいたといいます。動物性タンパク質は血管を強くし、筋肉の衰えを予防する効果があります。高齢者が寝たきりになる2大原因は脳卒中と転倒による骨折。この2つの予防のためにも、年齢にかかわらず、ある程度の動物性タンパク質を食べることをおすすめします」 〈5〉体を動かす 年を取っても鷹狩りに臨んでいた家康。さらには、剣術、弓術、水泳、乗馬などを好んで行っていたという。鷹狩りについては「その土地の状況を知るのはもちろん、骨や筋肉、手足が機敏になり、暑さ寒さをいとわないようになるので、病気にかからない。夜も1日の疲れでぐっすり眠れる」と、健康効果を実感していたようだ。 〈6〉香を聞く 香木をたいて、そこから立ち上る香りを嗅いだり、香の名をあてたりするのが「香道」。家康も好んで香を聞き、香木を海外から取り寄せるほど熱心だったという。 「戦で精神をすり減らす戦国武将が、香で心を落ち着かせた様子は、現代のアロマテラピーに通じるものを感じます」 〈7〉薬について学ぶ 家康は薬学を熱心に学び、自ら薬剤を調合していた。久能山(静岡県)の麓に薬園を設け、100種類を超える薬草を栽培していたという。 「調合するのは無理にしても、自分が飲んでいる薬がどのようなものか、副作用はあるのか、などを調べて、知っておくくらいの意識は持ちましょう」 〈8〉酒は「薬」として飲む お酒については嗜好品というだけでなく、疲れを取る医薬として注目していた家康。現在も販売されている「養命酒」が最初に作られたのは1602年。その翌年、江戸幕府を開き献上された家康は、これを気に入ったと伝えられている。 (※日本的养命酒中营养机能成分主要是含有多种中草药成分) これらを実践すれば、健康面でも天下がとれそうだ! ………………………………
德康养生八条,在当今的日本疫情时代,是不是仍然可用?你怎么看呢? (日语原文来自女性誌《女性自身》)    
 
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